【029話】立てば芍薬

 

           シャクヤク

ボタン
ユリ

 昔から、美人のたとえに「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」とうたわれていますが、花を観賞する際に、シャクヤクは立って、ボタンは座って、ユリはグルリと周りを巡って鑑賞するのが花の美しさがよくわかるともいわれています。更に、漢方・薬の世界では「ご婦人で腹が立って腹直筋が強張るものには芍薬を与え、座れば夫であろうが子供であろうがあごで使う血症(おけつしょう)(血が滞り巡りの悪い状態)の人には牡丹の根皮を服用させ、ふらふらと歩き回り精神の安定しない方に百合根を用いる」とあります。

 美しい薔薇には棘があります。しかし、これらの花たちは、美しいだけではなく優れた薬効があって、奥ゆかしさをも感じます。美人は飽きるブスは慣れる、といった男よがりの言葉がありますが、女性に限らず、美しさが感じられるのは心に美しさを感じる感性があるからだと思います。



 



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