【086話]車窓の伊吹 

 

伊吹山

 新幹線で大阪から東京に向うとき、気になる山が二つあります。一つは富士山、もう一つは伊吹山。共に左側の車窓に見えることで、その風貌を楽しむためにできるだけ左座席を予約します。ところが、静岡に入る前に、右に富士山が見える区間があって、これをトリックにした推理小説を以前読んだことがあります。

 今回の東京出張は右側座席しか取れなかったことで、ぼんやりと冬枯れの鈴鹿山系を眺めていますと、突然白銀の伊吹山が目に飛び込んできました。彦根の少し手前だったと思います。推理小説を書く気もないので、ここに開陳しました。


イブキトラノオ         イブキトウキ         イブキジャコウソウ
 

 伊吹山は、若狭湾から吹き上げてきた風が琵琶湖に吹き下ろす通り道にあたり、北と南の埴生が混生して、見事なお花畑を形成しています。イブキトラノオ、イブキトウキ、イブキジャコウソウと云った伊吹の名を冠した植物も多く、織田信長が山麓に薬草園を開かせたこともあって、昔から薬の山としても有名です。

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