【078話】ネズミの時間とわたしの時間
中央公論新書に「ゾウの時間ネズミの時間(サイズの生物学)」とい名著があります。いろんな動物の体重と時間の関係が次の式で表されるとの法則です。
時間∝(体重)1/4 (時間は体重の1/4乗に比例)
例えば、体重が10倍になると時間は1.8倍になるということ。この、1/4乗則は動物の一生にかかわることでいえば、寿命や赤ん坊が体内にとどまってい時間、心臓が打つ時間、息をしている時間間隔、血液が体内を一周する時間・・・ということです。
これを時間の関係で比較しますと、ゾウもネズミも人間も一生に心臓は20億回打ち、呼吸は5億回スーハーするということです。従って、時間を時計の秒針が刻むもんではなくて、心臓の打つ速さで見ますと、ゾウもネズミも人間も同じ時間を生きているということになります。
ですから、健康のためにとランニングで、ハーハー息を荒くしたり、心臓をドクドク速めるよりも、心臓はゆっくり、呼吸は静かにしておくほうが長生きできる勘定です。かといって、素敵な女性に胸躍らせたり、贔屓チームの応援にエキサイトするのやめる必要もありません。無味乾燥な長生きは意味のないことですから。わたしですか。長生きもしたいし、胸もときめたかしたいと思っていますが、あまり深く考えると頭こんがらがって、ストレスが膨らんで命を縮めることにもなりますので、こんな難しい話はあまり考えないでのんびりいこうと思っています。
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